ブラシレス電動機のセンサレス制御の問題点を克服

ブラシレス電動機のセンサレス制御とは、電動機の発生する起電力の波形から回転子の位置を読み取るのが一般的な方法である。電動機が停止している時は起電力が発生しない。従って始動するときインバータで強制的に電動機を回転させる必要がある。このときは回転子の位置はインバータから加えられる交流波形に対して進み、位相になるので電動機の効率はよくない。電動機が起電力を検出できるレベルまで回転が上がるとブラシレス電動機のモードに切り替えて運転する。このようにブラシレス電動機のセンサレス制御は始動に時間がかかる上に負荷の条件が限定されるのがほとんどの方式である。
前のページに戻る